開館10周年 コレクションing コレクションをともに見る・語る

開館10周年 コレクションing コレクションをともに見る・語る

開催中
会期
2026年10月24日 〜 2027年1月11日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
福岡県久留米市野中町1015(石橋文化センター内)
混雑状況
Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)

福岡県久留米市の久留米市美術館で、2026年10月24日(土)から2027年1月11日(月・祝)まで、「開館10周年 コレクションing コレクションをともに見る・語る」が開催されています。会場は久留米市美術館2階です。2016年に開館した同館が11月に10回目の誕生日を迎えるのに合わせ、これまでの10年間に収集した300余点のコレクションの中から、今見てほしい作品約100点を紹介します。所要時間の目安は60分〜90分。

コレクションingはどんな展覧会?

久留米市美術館のコレクション第1号は髙島野十郎の《蠟燭》で、最初に購入したのは坂本繁二郎の《放水路の雲》でした。その後も、日本近代洋画の礎を築いた九州の洋画家たちの作品を、筑後の作家を中心に収集し続けています。同館は「コレクション展示」を、まだまだ進行形という意味で「コレクションing」と名づけており、その展示は今回で5回目になります。今回のテーマは「対話」です。作品をじっくり見てもらうことはもちろん、展示中の作家や作品に自由にメッセージを書いたり、好きな作品に投票したりと、さまざまな形で参加しながら自分だけの「推し」の作品を見つけてもらう趣旨で、来館者と美術館が一緒に作り上げていく参加型の展覧会として企画されています。展示は第1室から第8室までで構成され、第7・8室にはコレクション総選挙の投票所が設けられるほか、全所蔵作品の投影が行われ、本展開催に合わせて作成した所蔵品目録の閲覧コーナーも置かれます。なお会期中に展示替えがあり、前期は11月29日(日)まで、後期は12月1日(火)からです。

主な展示内容・注目の作品

  • 第1室(主な出品作家:藤島武二、吉田博、青木繁、髙島野十郎)— 吉田博《風景》1909年 水彩(前期展示)、青木繁《眼(二つ)》1904年 素描 寄託作品(前期展示)、髙島野十郎《ぶどうとりんご》1954年
  • 第2室(坂本繁二郎、松田諦晶)— 坂本繁二郎《放水路の雲》1924年、《ヴァンヌ風景》1923年、松田諦晶《柳河町裏》1914年
  • 第3室(児島善三郎、古賀春江、東郷青児、田崎廣助)— 児島善三郎《ミモザその他》1957年、古賀春江《中洲風景(昼)》1923年頃、東郷青児《扇》1934年
  • 第4室(青木繁、児島善三郎、牛島憲之、香月泰男)— 青木繁《かるた一式》より 1904年頃、児島善三郎《五人の女》1929年、牛島憲之《樹》1949年
  • 第5室(伊東静尾、宇治山哲平、内野秀美、藤田吉香)— 伊東静尾《素朴なる状景》1950年、宇治山哲平《華厳 No.13》1980年、藤田吉香《花》1974年
  • 第6室(赤星孝、赤星信子、浜田知明、野田英夫、平野遼)— 赤星孝《アラベスク》1947年、野田英夫《通り雨(ウッドストック ニューヨーク)》1932年、平野遼《壁》1972年
  • 第7・8室(野見山暁治、尾花成春、田中千智)— 野見山暁治《これだけの一日》2006年、尾花成春《―筑後川より―朝羽大橋(上側)》1987年、田中千智《古墳の中で眠る人》2017年

コレクションingの見どころ3選

  • 開館10年の収集をまとめて見られること。300余点を収集してきたうち、今見てほしい約100点が並びます。コレクション第1号の髙島野十郎《蠟燭》や、最初に購入した坂本繁二郎《放水路の雲》といった、館の出発点にあたる作品もたどれます
  • 「対話」というテーマの参加型の仕掛け。展示中の作家や作品に自由にメッセージを書いたり、好きな作品に投票したりできます。第7・8室にはコレクション総選挙の投票所が設けられ、全所蔵作品の投影と所蔵品目録の閲覧コーナーも置かれます
  • 九州の洋画家という軸の広がり。藤島武二、青木繁、坂本繁二郎から、児島善三郎、古賀春江、野田英夫、野見山暁治、さらに田中千智まで、筑後の作家を中心に据えながら日本近代洋画の流れをたどれる構成です

料金・開館時間

  • 入館料は個人が一般800円、シニア500円、大学生400円、高校生以下無料
  • 団体料金は一般600円、シニア300円、大学生200円、高校生以下無料。団体は15名以上、シニアは65歳以上です
  • 前売券は500円(Pコード687-424/Lコード86716)です
  • この料金で石橋正二郎記念館もあわせて観覧できます
  • 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等の交付を受けている方とその介護者1名は無料です
  • 開館記念日の11月19日(木)は入館無料です
  • 開館時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日は月曜日(11月23日・1月11日は開館)、年末年始(12月28日〜1月3日)
  • 会期中に展示替えがあり、前期は11月29日(日)まで、後期は12月1日(火)からです
  • 日時指定のチケットについての案内は公式ページにありません

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

久留米市美術館は石橋文化センター内(福岡県久留米市野中町1015)にあります。同じ園内には石橋正二郎記念館、石橋文化ホール、石橋文化会館、久留米市立中央図書館、坂本繁二郎旧アトリエが並び、四季おりおりの花が彩る庭園は入園料無料です。庭園にはバラ園と1972年に完成した日本庭園があり、季節の花をたどる「ななつの花めぐり」も案内されています。園内には「楽水亭 カフェ&ギャラリーショップ」があります。坂本繁二郎の旧アトリエも同じ敷地にあり、園内のイベントにあわせて期間限定で公開されています。アクセスはJR久留米駅から西鉄バスで15分、西鉄久留米駅から5分(いずれも文化センター前下車)、車なら久留米インターより10分で、石橋文化センター内に有料駐車場があります。

まとめ

「開館10周年 コレクションing コレクションをともに見る・語る」は、開館から10年で集めた300余点の中から約100点を選び、「対話」をテーマに来館者と一緒に作り上げる参加型のコレクション展です。会期は2026年10月24日から2027年1月11日まで、前期は11月29日まで、後期は12月1日からで展示替えがあります。開館記念日の11月19日は入館無料です。九州の洋画家たちを軸にした館の10年分の蓄積を、投票やメッセージという形で自分から関わりながら見られます。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

久留米市美術館

久留米市美術館

福岡県久留米市野中町1015(石橋文化センター内)

ブリヂストン創業者・石橋正二郎が故郷に贈った石橋文化センター内の美術館。旧石橋美術館を継承して2016年開館し、青木繁や坂本繁二郎を生んだ久留米で九州洋画の系譜をたどります。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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