開館50周年記念 アルベール・マルケ展

開館50周年記念 アルベール・マルケ展

開催予定
会期
2026年9月22日2026年12月13日開幕まであと4日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
東京都新宿区西新宿1-26-1
混雑状況
SOMPO美術館の公式X(@sompomuseumXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

東京・西新宿のSOMPO美術館で、2026年9月22日(火)から12月13日(日)まで、「開館50周年記念 アルベール・マルケ展」が開催されます。フランスの画家アルベール・マルケ(1875–1947)の、日本では35年ぶりとなる回顧展です。作家ゆかりの重要なパブリックコレクション、日本の主要美術館、日仏の個人所蔵家から厳選された約90点で、初期から晩年に至る画風の変遷をたどります。所要時間の目安は60分〜90分。

アルベール・マルケ展はどんな展覧会?

マルケはフランス南西部の港湾都市ボルドーに生まれ、パリで盟友アンリ・マティスと出会いました。仲間たちとともに、純粋色と自由な筆触を用いた「フォーヴィスム(野獣派)」と呼ばれる作風を展開しますが、観察に基づいて描く態度は終始崩しませんでした。やがて「マルケのグリ(灰色)」と呼ばれた独特な灰色の使い方をはじめ、ニュアンスに富んだ中間色のトーンの対比によって風景画を描くようになります。

パリの自宅から眺めたセーヌ、南仏やアルジェなど旅先で出会った水辺の情景を愛し、時間や天候を変えて同じ場所を繰り返し描きました。高所から俯瞰する角度で水辺と建物が織りなす風景を見つめ、単純化した色面で構成する画面が特徴です。人々や車、船を軽やかに描くわずかな筆致には日本美術の影響も指摘され、マティスから「我らの北斎」と称えられました。本展は画風の変遷をたどるとともに、水辺の情景などいくつかの重要なモティーフやテーマに焦点を当て、晩年のポン=ヌフ連作の特異な魅力を浮き彫りにします。

主な展示内容・注目の作品

  • 《裸婦、通称フォーヴの裸婦》1898年(ボルドー美術館)
  • 《ル・アーヴル、船渠》1906年(ル・アーヴル、アンドレ・マルロー美術館)
  • 《ナポリ、帆船》1909年、《マルセイユの馬》1916年、《ラ・グレットの窓》1926年、《ル・ピラ》1935年(いずれもボルドー美術館)
  • 《ルーアン、ボワエルデュー橋とパリ河岸、快晴》1912年(パリ、個人蔵)
  • 《ポン=ヌフとサマリテーヌ》1940年(ひろしま美術館)、《税関、港の煙》1942年(個人蔵)
  • 素描類では、《幸福な男》1904年(ボルドー美術館)が前期のみ、《マルセイユ、地中海の港》1916年(ブザンソン美術考古博物館、パリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)より寄託)が後期のみの展示
  • 会期中、素描類の展示替えがあります。前期は11月1日(日)まで、後期は11月3日(火・祝)から

アルベール・マルケ展の見どころ3選

  • 国内では35年ぶりとなる本格的な個展。マルケの最大コレクションを有するボルドー美術館をはじめ、アンドレ・マルロー近代美術館、ブザンソン美術考古博物館など、フランスの公立美術館の協力を得て、初期から晩年までの様式の展開を体系的に紹介します
  • 「マティスの友人」を超えたマルケ像。2016年にパリ市立近代美術館で開催された回顧展以降、フランスではその独自性への再評価が進んでいます。本展は同展の担当キュレーターであるソフィ・クレップス氏を学術協力者に迎え、フォーヴィスムの問題系を生涯にわたり探究した画家として、新たな像を提示します
  • 水辺の情景に息づく色と線。セーヌ、港、海辺の町を描いた油彩に加え、約25点の素描類も展示されます(会期中展示替えあり)。日常の身振りや都市の気配をとらえるデッサンの力にも注目できます

料金・開館時間

  • 観覧料(当日券)は一般(26歳以上)2,000円、25歳以下1,200円。小中高校生、障がい者手帳をお持ちの方は無料です。25歳以下の方は生年月日が確認できるものを提示します
  • 事前購入券は一般1,800円、25歳以下1,100円。公式電子チケット「アソビュー!」のほか、e+、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、CNプレイガイドで販売されます。販売はアソビューが12月13日(日)17:00まで、それ以外は12月13日(日)12:00まで。販売状況によっては早く終了する可能性があります
  • コンビニ発券の場合は別途手数料がかかる場合があり、支払い総額が当日券より高くなる可能性があると案内されています
  • 一般観覧券2枚セットのペアチケット3,400円は、9月21日(月)23:59までの数量限定販売です
  • 本展では団体券の販売はありません。混雑時は入場制限を行う可能性があります
  • 開館時間は10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)。入場は閉館30分前まで
  • 休館日は月曜日(ただし10月12日、11月23日は開館)、9月24日、10月13日、11月24日
  • 音声ガイドは声優の増田俊樹さんが担当。1台700円(税込)で、アプリ配信はありません
  • 11月3日(火・祝)「文化の日」は、来場者先着300名に記念品のプレゼントがあります

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

SOMPO美術館はJR新宿駅西口から徒歩5分、丸の内線西新宿駅C13出口から徒歩6分、大江戸線都庁前駅A1出口から徒歩7分の場所にあります。館内にはミュージアムショップと、コーヒーや紅茶を楽しめるミュージアムカフェ「Café Du Musée」があり、どちらも観覧券がなくても入れます。カフェの営業は展覧会開催日の土日祝日のみ、11:00〜16:30(ラストオーダー16:00)です。同館はフィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》を収蔵する美術館としても知られています。

まとめ

「開館50周年記念 アルベール・マルケ展」は、日本では35年ぶりとなるマルケの回顧展です。会期は2026年9月22日から12月13日まで。フォーヴィスムの誕生に関わりながら、抑制された色彩と簡潔な線で水辺の風景を描き続けた画家の歩みを、約90点でたどれます。素描類は11月1日までの前期と11月3日からの後期で入れ替わるため、目当ての作品がある場合は時期を確かめてから出かけると安心です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

SOMPO美術館

SOMPO美術館

東京都新宿区西新宿1-26-1

1987年に約58億円で落札されたゴッホ「ひまわり」を常設展示する新宿の美術館。東郷青児記念美術館を前身とし、2020年に現在の建物へ移転しました。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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