収蔵名品展―新収蔵作品とともに
- 会期
- 2026年5月15日 〜 2026年10月18日
- 会場
- 長崎県美術館
- 所要時間
- 30分〜45分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒850-0862 長崎県長崎市出島町2-1
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)
長崎市の長崎県美術館で、2026年5月15日(金)から10月18日(日)まで、コレクション展「収蔵名品展―新収蔵作品とともに」が開催されています。会場は常設展示室第1室。約9,000点におよぶ同館コレクションのなかから主に長崎ゆかりの作品を選りすぐって紹介し、あわせて2025年度に新しく収蔵した作品を初公開する展示です。公式の出品リストには37点が並びます。所要時間の目安は30分〜45分。
収蔵名品展―新収蔵作品とともにはどんな展覧会?
長崎県美術館は、長崎ゆかりの美術とスペイン美術をコレクションの柱とし、現在約9,000点の作品を収蔵しています。本展はそのコレクションのなかから主に長崎ゆかりの作品を選りすぐって紹介するもので、あわせて2025年度に新しく収蔵した作品が初公開されます。出品リストでは新収蔵作品に「新」の印が付されており、どの作品が新たに加わったものかを確かめながら見て回れます。
並ぶのは、明治期の山本森之助から、昭和の中川一政・鈴木信太郎・椛島勝一、現代の増田常徳や諏訪敦まで。油彩、水彩、鉛筆による素描、木彫、挿絵原画と技法も幅広く、長崎という土地に関わってきた作り手の仕事を一室でたどる構成です。さらにアントニオ・ロペスやダリオ・デ・レゴヨス、ラモン・デ・スビアウレといったスペインの画家の作品も加わり、同館のコレクションが持つ二つの柱がひとつの展示室で交差します。長崎の風景を描いた油彩のとなりに、スペインの素描が並ぶという構成そのものが、この美術館らしさをよく表しています。
主な展示内容・注目の作品
- 山本森之助《初夏》1906(明治39)年(油彩・カンヴァス)
- 中川一政《天主堂》1957-59(昭和32-34)年、《長崎マリア園》1957(昭和32)年
- 鈴木信太郎《長崎の丘》1950(昭和25)年、《長崎》1950年(鉛筆、着彩・紙)、《東山手》1954(昭和29)年(水彩・紙)
- 増田常徳《夜想(A)》1986(昭和61)年、《テーブルの上の静物》1976(昭和51)年、《ザルの静物》1977(昭和52)年、《ジョッキを持つ道化》、《造花の女》1984(昭和59)年
- 山口ツガ《フランス風景》1912-35(明治45ー昭和10)年、《山口新一の肖像》
- アントニオ・ロペス《フランシスコ・カレテロ》1961-87年(油彩・板)、ダリオ・デ・レゴヨス《ビトリアのパティオ》、諏訪敦《NIRVANA》2003(平成15)年
- 飛永頼節《レクイエム 1》2008(平成20)年、《レクイエム 18》2006(平成18)年、《レクイエム 20》2009(平成21)年(いずれもアクリル・カンヴァス)
- ラモン・デ・スビアウレの素描群(《ラガルテラのレース職人》のための準備素描 1918年頃、石膏デッサン 1895年、風景デッサン 1894年、ビジャレス・デ・ラ・レイナ(サラマンカ)の風景 1907年ほか)
- 椛島勝一《虎図》1964(昭和39)年、「吼える密林」のための挿絵原画 1932(昭和7)年、『世界の動物』(講談社)のための装幀(表)原画・挿絵原画 1952(昭和27)年(いずれも講談社寄託)
- 作者不詳《聖フランチェスコの臨終(?)》(木彫、着彩)
収蔵名品展―新収蔵作品とともにの見どころ3選
- 長崎ゆかりの画家が描いた長崎。中川一政《天主堂》《長崎マリア園》、鈴木信太郎《長崎の丘》《東山手》など、長崎の風景や建物を主題にした油彩・水彩が並びます
- 2025年度の新収蔵作品の初公開。増田常徳の静物や人物、諏訪敦《NIRVANA》、ラモン・デ・スビアウレの素描群など、これまで館外で見る機会のなかった作品が加わりました
- 技法の幅。油彩・カンヴァスが中心ではありますが、鉛筆や水彩による紙作品、アクリル、木彫、そして講談社寄託の挿絵原画まで並び、同じ展示室の中で見え方が切り替わります
料金・開館時間
- 長崎県美術館への入館は無料です。コレクション展(常設展)の観覧には別途料金が必要です
- コレクション展(常設展)の観覧料金は一般420(340)円、大学生310(250)円、小中高生210(170)円、シニア(70歳以上)310(250)円
- ( )は15名以上の団体料金です。県内在住の小・中学生は無料です
- 開館時間は10:00〜20:00(最終入場19:30)
- 休館日は2026年7月28日(火)、29日(水)、毎月第2・第4月曜日(休日・祝日の場合は火曜日が休館)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
長崎県美術館は長崎市出島町2番1号にあり、路面電車1号系統「出島」から徒歩3分、5号系統「メディカルセンター」から徒歩2分、JR長崎駅からは徒歩15分です。設計は株式会社日本設計と隈研吾によるもので、建物は運河を挟んで「ギャラリー棟」と「美術館棟」の二つに分かれています。両棟を結ぶ運河上の「橋の回廊」にはカフェがあり、幅約9m、長さ約30mのこの空中回廊からは、両側のガラス越しに運河や長崎の港を見渡せます。営業時間は11:00〜17:00(フード受付16:00まで、スイーツ・ドリンク受付16:30まで)、定休日は第2・第4月曜日(祝日の場合は翌火曜日)です。館は「長崎水辺の森公園」に隣接し、彫刻が置かれた屋上庭園からは長崎港を一望できます。美術館棟1階と2階をつなぐ階段には、長崎県産の波佐見焼の陶板280枚を用いた間接照明があります。
まとめ
「収蔵名品展―新収蔵作品とともに」は、長崎ゆかりの美術とスペイン美術という長崎県美術館の二つの柱を、名品と新収蔵作品の両方からたどるコレクション展です。会期は2026年5月15日から10月18日まで、会場は常設展示室第1室。一般420円という料金で、山本森之助の《初夏》から諏訪敦《NIRVANA》まで、時代も土地も異なる37点に出会えます。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
長崎県美術館
〒850-0862 長崎県長崎市出島町2-1
長崎市の水辺の森公園に隣接する、隈研吾デザインの美しい美術館。「呼吸する美術館」をコンセプトに、運河を挟んで建つ2つの棟が空中回廊で繋がる開放的な建築が魅力です。
美術館の詳細・アクセスを見る →長崎県美術館のその他の企画展
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