「特集:前田昭博」「ヌード ─裸体表現のあれこれ」

「特集:前田昭博」「ヌード ─裸体表現のあれこれ」

開催中
会期
2026年9月19日 〜 2026年12月13日
所要時間
30分〜45分(当サイトによる目安)
所在地
〒682-0022 鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12
混雑状況
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倉吉市駄経寺町の鳥取県立美術館で、2026年9月19日(土)から12月13日(日)まで、コレクション展「特集:前田昭博」「ヌード ─裸体表現のあれこれ」が開催されています。会場はコレクションギャラリー3。白磁の表現を追究してきた陶芸家・前田昭博の仕事を特集するコーナーと、当館のコレクションから「裸体」を主題とした作品を選んだコーナーの、2つの構成です。所要時間の目安は30分〜45分。

「特集:前田昭博」「ヌード ─裸体表現のあれこれ」はどんな展覧会?

前田昭博は、鳥取県八頭郡河原町(現・鳥取市)に生まれました。大阪芸術大学に在学中、制限された要素のなかに豊かさを秘める白磁の逆説的な可能性に着目し、以降現在までほぼ一貫して磁器の表現を追究してきました。日々磁土と格闘するなかで前田は、「伝統と革新的創造」という現代の工芸に課せられた普遍的テーマと向き合いつつ、そこに個人作家としての問題意識を練り込もうとしています。そのような創作姿勢から生まれた、「光と影の造形」「用的立体」などと評されるその作品は、日本陶芸展や日本伝統工芸展などさまざまな公募展で高い評価を得、国内外の美術館などに収蔵されています。

もうひとつの「ヌード ─裸体表現のあれこれ」は、当館のコレクションから「裸体」を主題とした作品を厳選して紹介するものです。古代から、私たちの同時代に至るまで、裸体をめぐる表現は美術史において実に様々な展開を見せてきました。人間にとって最も身近なモティーフでありながら、同時にデリケートな問題も孕む複雑な存在――立体、絵画、写真等様々な素材技法で捉えられた裸体を通じて、今一度その魅力に迫ろうという企画です。

主な展示内容・注目の作品

  • 特集:前田昭博では《白瓷壺》1977年、《白瓷面取壺》1979年、《青白瓷鎬鉢》1991年、《白瓷刻文蓋物》1993年、《白瓷面取鉢》2003年、《白瓷面取珈琲碗(3客)》2009年など9点。多くは鳥取県立博物館蔵です
  • ヌードの章には、安岡信義《裸婦横臥像》1929-1933頃(油彩・カンヴァス)
  • 木山義喬の小品が5点。《横たわる裸婦》《後ろ向きの裸婦》《ベッドの裸婦》《横を向く裸婦》《脚を組む裸婦》(いずれも1904-1937頃、油彩・カンヴァス)
  • 彫刻では早川巍一郎《裸》1961(1980年鋳造・ブロンズ)、長谷川塊記《ポーズ》1924年頃(1982年鋳造・ブロンズ)、山本兼文《少年像(少年〔茎里〕の像)》1960(セメント)、辻晉堂《トルソ》1950年代、《裸婦立像》1939(木)、杵谷精一《少女坐像》1940(石膏)
  • 前田寛治の素描《裸婦》1923頃2点と《ベッドの裸婦》1923-1925(いずれも鉛筆・紙)
  • 特別展示としてアンディ・ウォーホル《ブリロ・ボックス》1968/1990(板・シルクスクリーン)

見どころ3選

  • 前田昭博の白瓷を1977年から2009年まで年代順に見られること。壺から鉢、蓋物、珈琲碗まで並び、面取りや鎬といった手の跡が光と影をどう呼び込むかを、同じ作家の30年分で比べられます
  • 裸体という主題を、油彩・ブロンズ・木・石膏・セメント・素描と、素材をまたいで並べていること。同じモティーフでも素材が変われば見え方が変わることが一室で分かります
  • 前田寛治の素描が見られること。2026年10月10日から同館で「生誕130年 前田寛治 ―ポエジイとレアリスム 一九三〇年協会設立100年」が始まるため、会期は重なります

料金・開館時間

  • コレクション展の観覧料は一般400円(団体320円)、学生・70歳以上200円、高校生以下無料
  • 障がいのある方・難病患者の方・要介護者等およびその介護者は無料(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・障害福祉サービス受給者証等を提示)
  • 開館時間は9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
  • 休館日は毎週月曜日(9月21日、10月12日、11月23日は開館)、9月24日(木)、10月13日(火)、11月24日(火)
  • 関連イベントとしてギャラリートークが2026年9月26日(土)14:00〜(30分程度)。コレクション展観覧料が必要です

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

鳥取県立美術館は鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12にあります。美術館建物への入館料は不要で、観覧料が必要な展示や有料の催し以外は誰でも無料で利用できます。1階にはミュージアムカフェ「GARDEN By Sevendays cafe」があり、朝9時からのモーニング(660円〜)、ホットサンドやキッシュプレートなどのランチ(1,320円〜)、自家製ケーキとドリンクの喫茶(440円〜)が用意されています。カフェの目の前には芝生が広がります。館内ではとっとりフリーWi-Fiが使え、音声ガイドや作品リストの閲覧に活用できます。ベビーカー、車いす、サポートカーの貸し出しもあります。

まとめ

「特集:前田昭博」「ヌード ─裸体表現のあれこれ」は、2026年9月19日から12月13日まで、鳥取県立美術館のコレクションギャラリー3で開催されています。白磁一筋に歩んできた鳥取ゆかりの陶芸家の仕事と、裸体という主題をめぐる館蔵品。一般400円で、鳥取県ゆかりの美術をまとめて見られる構成です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

鳥取県立美術館

鳥取県立美術館

〒682-0022 鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12

全国の都道府県立美術館としてはほぼ最後発となる新館が、2025年3月に倉吉市で開館。「ひらかれ、つながる」をコンセプトに、現代アートを中心とした意欲的な展示を展開する。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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