GⅢ-Vol.167 Dolly ( ) 諫山元貴

GⅢ-Vol.167 Dolly ( ) 諫山元貴

開催中
会期
2026年10月31日 〜 2026年12月27日
所要時間
30分〜45分(当サイトによる目安)
所在地
〒860-0845 熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F
混雑状況
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熊本市中央区の熊本市現代美術館(CAMK)で、2026年10月31日(土)から12月27日(日)まで、「GⅢ-Vol.167 Dolly ( ) 諫山元貴」が開催されています。九州ゆかりの美術家を紹介するギャラリーⅢのシリーズとして、大分出身で広島在住の美術家・諫山元貴(1987年〜)の個展を、ギャラリーⅢと井手宣通記念ギャラリーで開いています。観覧料は無料です。所要時間の目安は30分〜45分。

Dolly ( ) 諫山元貴はどんな展覧会?

諫山はこれまで「複製と崩壊」というテーマを軸に、現代社会の合理化がもたらす大量生産・規格化・交換可能性を、映像や立体作品によって批評してきました。型を用いて複製された土の物体が水の中で崩壊していく映像作品では、その制御できない変化の様子を、速度無編集で提示しています。衰えや崩壊、そこに付帯する時間にオリジナリティの在り処を見出せるのではないか、という問いが、やがて生命とモノとの間に位置する「羊のドリー」へとつながりました。ドリーは1996年にイギリスで、世界で初めて体細胞を用いて生まれたクローンの哺乳類です。その技術は倫理的な問題を孕みながらも、のちの再生医療の発展といった扉を開け、希望ももたらしました。誕生から30年の節目に、本展はドリーを題材とした作品を通して、生命の複製技術と物象化、その倫理的・社会的意味を考え直す場をめざしています。

主な展示内容・注目の作品

展覧会ページには、次の作品の図版が掲載されています。

  • 《Dolly》2024年、ヴィデオ(協力:スコットランド国立博物館、hakari contemporary蔵)
  • 《Mold(Dolly)》2024年、レジン(協力:スコットランド国立博物館、hakari contemporary蔵)
  • 《Dummy-Z4Qghq》2024年、粘土
  • 《Molding(Dolly)》2024年、粘土(hakari contemporary蔵)

Dolly ( ) 諫山元貴の見どころ3選

  • 「複製と崩壊」というテーマ。型で複製された土の物体が水の中で崩れていく様子を、速度も編集も加えずに見せる映像表現は、諫山の仕事の出発点を知る手がかりになります
  • 題材としての羊のドリー。生命とモノのはざまにあるクローン羊を起点に、複製物にとってのオリジナリティはどこにあるのかを問いかけます。展覧会ページには、手塚治虫『火の鳥―生命編』の記憶からドリー誕生への思いを綴った作家自身の言葉も載っています
  • 作家本人の話を聞ける機会。11月23日(月・祝)13:30〜15:00に、諫山元貴と清水知子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)によるトークイベントがホームギャラリーで開かれます(参加費無料)

料金・開館時間

  • 観覧料は無料
  • 開館時間は10:00〜20:00(館の案内では、展覧会入場は19:30まで)
  • 休館日は火曜日(11月3日は開館)、11月4日
  • 会場はギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー
  • 日時指定などの予約についての案内はありません

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

熊本市現代美術館は、熊本市中央区上通町のびぷれす熊日会館3階にあり、通町筋の電停またはバス停から徒歩1分という市の中心部に位置します。熊本駅からは市電またはバスで15分ほどです。館内のホームギャラリー(美術図書館)は無料で利用でき、ジェームズ・タレルの天井照明のアートワーク《MILK RUN SKY》や、マリーナ・アブラモヴィッチの本棚のアートワーク《Library for Human Use》、草間彌生のミラールーム、宮島達男の光の柱といった恒久設置の作品もあります。11月29日(日)まではギャラリーⅠ・Ⅱで企画展「プラカードのために」も開かれています。駐車場は、びぷれす熊日会館の地下駐車場や周辺のコインパーキングを利用します(美術館利用による割引はありません)。

まとめ

「GⅢ-Vol.167 Dolly ( ) 諫山元貴」は、「複製と崩壊」を追ってきた諫山元貴が、誕生から30年を迎えたクローン羊ドリーを題材に、生命の複製とオリジナリティを問う個展です。会期は2026年10月31日(土)から12月27日(日)まで、観覧は無料です。夜20時まで開いているので、通町筋周辺での用事の合間にも立ち寄れます。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

熊本市現代美術館(CAMK)

熊本市現代美術館(CAMK)

〒860-0845 熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F

熊本市の中心街の複合ビル内にある熊本市現代美術館(CAMK)。ジェームズ・タレルや草間彌生の体験型アートが常設され、夜8時まで開館している市民の気軽な美の広場です。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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