皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念特別展「皇室の至宝—美いづるところ」

皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念特別展「皇室の至宝—美いづるところ」

開催予定
会期
2026年11月3日2027年1月24日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒100-0001 東京都千代田区千代田1-8(皇居東御苑内)
混雑状況
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皇居三の丸尚蔵館で2026年11月3日から2027年1月24日まで開催される、同館のグランドオープンを記念する第一弾の特別展です。前期・中期・後期の3期で全展示作品が入れ替わり、正倉院宝物や法隆寺献納宝物、国宝《唐獅子図屏風》《蒙古襲来絵詞》などが並びます。所要時間の目安は60分〜90分。日時指定制で会場での当日券販売はなく、無料入場の対象者も(一部の方を除き)事前予約が必要です。

特別展「皇室の至宝—美いづるところ」はどんな展覧会?

皇居三の丸尚蔵館は、皇室にゆかりの絵画・書・工芸品などを収蔵し、保存管理、調査研究、展示公開を行う施設で、2023年に管理・運営が宮内庁から独立行政法人国立文化財機構へ移管された施設です。開館準備のため休館していましたが、2026年11月3日に全面開館します。本展はそのグランドオープンを記念する特別展の第一弾にあたります。

会場には、当館の国宝や重要文化財をはじめとする代表的な収蔵品に加えて、皇室の保護のもとで悠久の時を経て守り伝えられてきた正倉院宝物、聖徳太子ゆかりの法隆寺献納宝物などが一堂に会します。さらに2026年が昭和改元から100年という節目の年にあたることから、明治・大正・昭和の各時代に皇室にもたらされた近代美術の傑作も展観され、皇室が「美の生まれいづるところ」である日本の文化形成に果たした役割の大きさと、宮廷文化の粋が示されます。主催は皇居三の丸尚蔵館、読売新聞社、NHK。特別協力は宮内庁と文化庁です。本展の収益の一部は「紡ぐプロジェクト」における修理事業に充てられます。

主な展示内容・注目の作品

  • 前期(11月3日〜11月23日):正倉院の《螺鈿紫檀琵琶》北倉二七(中国・唐時代または奈良時代、8世紀)、《八角鏡 平螺鈿背》北倉四二-七(中国・唐時代、8世紀)、狩野探幽《源氏物語図屏風》(右隻、1642年)、伊藤若冲《旭日鳳凰図》(1755年)、重要文化財《菊蒔絵螺鈿書棚》(1903年、図案:六角紫水、蒔絵:川之邊一朝、金具彫刻:海野勝珉)などが並びます。
  • 中期(11月26日〜12月20日):東京国立博物館蔵の国宝《伎楽面 治道》、国宝《竜首水瓶》、重要文化財《摩耶夫人および天人像》(いずれも飛鳥時代・7世紀)に、重要文化財《萬国絵図屏風》(江戸時代・17世紀)、富岡鉄斎《武陵桃源・瀛洲神境》(1923年)などが加わります。
  • 後期(12月23日〜1月24日):国宝 狩野永徳《唐獅子図屏風》(右隻、安土桃山時代・16世紀)、国宝《蒙古襲来絵詞》前巻(鎌倉時代・13世紀)、横山大観《龍蛟躍四溟》(右隻、1936年)などが登場します。
  • 近代の宮廷工芸:ボンボニエール《入目籠形》(1915年)や山崎朝雲《萬歳楽置物》(1928年)など、皇室にもたらされた近代の工芸品もあわせて紹介されます。
  • 関連イベント:記念講演会「正倉院の至宝-その歴史と価値」(11月14日13:30〜15:00)、記念講演会「美いづるところ-皇居三の丸尚蔵館のあゆみと名品」(12月5日13:30〜15:00)のほか、金曜夜のスライドトークが11月20日・12月11日・1月8日の18:30〜19:00に予定されています(いずれも無料、要入館料)。

特別展「皇室の至宝—美いづるところ」の見どころ3選

  • 3期で全点入れ替え:前期・中期・後期で全展示作品が入れ替わります。目当ての作品がある場合は、公式サイトの展示期間を確認してから日程を決めるのが確実です。
  • 正倉院宝物と法隆寺献納宝物が一堂に:皇室の保護のもとで守り伝えられてきた品々が、当館の収蔵品とあわせて並びます。
  • 昭和改元100年の節目:明治・大正・昭和の各時代に皇室にもたらされた近代美術の傑作を通して、宮廷文化の広がりをたどれます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

皇居三の丸尚蔵館は皇居東御苑内にあり、大手町駅(C13a出口)から徒歩約5分、JR東京駅(丸の内北口)から徒歩約15分です。東御苑には二の丸庭園や天守台があり、展覧会とあわせて散策できます。ただし金曜日は皇居東御苑が休園で、皇居三の丸尚蔵館のみの開館となり、入門は大手門のみになる点に注意してください。皇居の北側には東京国立近代美術館や国立公文書館があり、はしごもしやすい立地です。飲食は大手町・丸の内の各施設が近く、和田倉噴水公園まで足をのばすのもよいでしょう。

まとめ

会期は2027年1月24日まで。前期は2026年11月3日〜11月23日、中期は11月26日〜12月20日、後期は12月23日〜2027年1月24日で、期ごとに全展示作品が入れ替わります。休館日は月曜日(ただし2026年11月23日、2027年1月11日を除く)と、11月24日・11月25日・12月22日・12月28日〜12月31日・2027年1月1日〜1月3日・1月12日です。開館時間は午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)で、毎週金曜・土曜は午後8時までの夜間開館(入館は午後7時30分まで)となります。料金は一般2,500円。小中高大生および満23歳未満の方、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料です(小学生以下を除き、学生証・障がい者手帳等の証明書の当日提示が必要)。本展は日時指定制で会場での当日券販売はなく、無料入場対象の方も(一部の方を除き)事前予約が必要です。グランドオープン直後の特別展のため、会期の前半や土日は特に混み合うことが見込まれます。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

皇居三の丸尚蔵館

皇居三の丸尚蔵館

〒100-0001 東京都千代田区千代田1-8(皇居東御苑内)

皇室に代々受け継がれた美術品が国に寄贈されたことを機に、皇居東御苑内に開館した美術館。伊藤若冲「動植綵絵」など約9800点を収蔵し、2026年秋には新施設として全面開館予定です。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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