出光美術館名品展 出光佐三のこころ ー美を守り、未来へつなぐ

出光美術館名品展 出光佐三のこころ ー美を守り、未来へつなぐ

開催予定
会期
2026年11月13日 〜 2027年1月11日開幕まであと14日
所要時間
75分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒870-0035 大分県大分市寿町2-1
混雑状況
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大分市の大分県立美術館(OPAM)で、2026年11月13日(金)から2027年1月11日(月・祝)まで、「出光美術館名品展 出光佐三のこころ ー美を守り、未来へつなぐ」が開催されます。会場は3F コレクション展示室です。出光興産の創業者であり出光美術館の創設者である出光佐三(1885〜1981)が、70余年の歳月をかけて蒐集した美術品から、各分野の名品を選んで展示します。所要時間の目安は75分〜90分。

出光美術館名品展はどんな展覧会?

出光美術館は、出光佐三が蒐集した美術品を展示・公開するため、昭和41年(1966)に東京都千代田区丸の内に開館しました。そのコレクションは、国宝2件、重要文化財57件を含む約1万件にのぼります。本展は、出光佐三がこよなく愛した仙厓の禅画から始まり、古唐津、中国陶磁、長谷川等伯などの屏風絵の名品、また近年新たにコレクションに加わった伊藤若冲をはじめとした江戸絵画、さらにはジョルジュ・ルオーやサム・フランシス、板谷波山、小杉放菴、飯塚琅玕齋ら近現代の日本・西洋の美術に至るまで、各分野から厳選された名品を展示するものです。石油事業に邁進する一方で、自らの人生を「美にリードされてきた」とまで語った出光佐三。その蒐集のエピソードを交えながら名品を紹介していきます。展示は、佐三の人生をたどるように六つの章で構成されます。第一章「仙厓に恋して」、第二章「中国陶磁器の発見」、第三章「屏風絵を楽しむ」、第四章「江戸絵画の華 旧プライス・コレクション」、第五章「ルオーとサム・フランシス」、第六章「同時代の芸術家たちとの親交 板谷波山、小杉放菴、飯塚琅玕齋」という流れです。

主な展示内容・注目の作品

  • 第一章に仙厓《布袋画賛》江戸時代(11月13日〜12月13日 展示)。19歳の学生だった佐三は博多の古美術の売立てで仙厓の掛軸を手に入れ、そのユーモラスで機知に富む絵に「恋をした」とのちに語りました
  • 第二章に《五彩牡丹文皿》中国・明「大明万暦年製」銘。事業の拡大にともない中国東北部へ頻繁に出向くなかで、大連の定宿に飾られた中国陶磁が心をなごませたことが傾倒の始まりでした
  • 第三章に長谷川等伯《竹虎図屏風》(左隻)桃山時代(12月15日〜1月11日 展示)
  • 第四章に伊藤若冲《群鶴図》江戸時代(11月13日〜12月13日 展示)。2019年にアメリカのジョー・プライス氏の江戸絵画コレクションが出光コレクションに加わり、アメリカから日本へ里帰り後、日本初公開となる若冲作品の公開もあります
  • 第五章にジョルジュ・ルオー「《受難》2 聖顔」1935年。昭和47年(1972)に東京の画廊で散逸の危機にあった54点からなる《受難》と出会い、佐三は連作をまとめて迎えて散逸を防ぎました。アメリカの画家サム・フランシスの作品もあわせて展示されます
  • 第六章に飯塚琅玕齋《花籃 銘 寿》1942年(11月13日〜12月13日 展示)。日本近代陶芸のパイオニア・板谷波山、小杉放菴の作品も並びます

出光美術館名品展の見どころ3選

  • 九州から始まったコレクションという筋道。福岡・宗像の藍問屋に生まれた佐三が19歳で仙厓の掛軸に出会い、田能村竹田の文人画(南画)、豪快な古唐津へと広がっていく第一章が、この蒐集の出発点を示します
  • 禅僧の絵が入り口になった西洋絵画。白内障でかすむ眼に飛び込んできたルオーの太く黒い線に仙厓に通じるものを感じ取った、という第五章のエピソードのとおり、20世紀の西洋絵画は禅画を入り口にしてこのコレクションへ入ってきました
  • 会期の前半と後半で入れ替わる屏風と絵画。仙厓《布袋画賛》、伊藤若冲《群鶴図》、飯塚琅玕齋《花籃 銘 寿》は11月13日から12月13日まで、長谷川等伯《竹虎図屏風》は12月15日から1月11日までの展示と公式に案内されています。目当てがある場合は展示期間を確かめてから出かけるとよいでしょう

料金・開館時間

  • 観覧料は一般1,500円(税込)、高校生1,000円(税込)、中学生以下無料
  • 特別割引として、わたしたちのルノワール展鑑賞者は1,000円(税込)です
  • 障害者手帳提示者本人とその付添者1名は無料。学生の方は入場の際に学生証の提示が必要です
  • チケットは10月13日(火)発売開始で、販売場所は大分県立美術館です
  • 開館時間は10:00〜19:00。金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
  • 休展日は2026年12月14日(月)です
  • 日時指定のチケットについての案内は公式ページにありません

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

大分県立美術館は坂茂の設計で、大分市寿町にあります。1階は外からも中の様子がわかるようガラス張りとされ、無料で利用できる2層吹抜のアトリウムにミュージアムショップとカフェが置かれています。アトリウム南側のファサードは全面が開閉可能なガラス水平折戸で、開けるとアトリウムが人々の行き来する「縁側」になる、という設計の考え方が館のサイトで説明されています。道路の向かいにはiichiko総合文化センターが建っています。アクセスはJR大分駅府内中央口(北口)から徒歩15分、またはJR大分駅前⑦乗り場から大分交通バスに乗り「オアシスひろば前」下車すぐ。なお11月15日(日)は大分国際車いすマラソンのため館の駐車場が終日使えず、11月13日(金)・14日(土)も同マラソンの開催準備等で使用できる駐車場が限られるとの案内が出ています。

まとめ

「出光美術館名品展 出光佐三のこころ ー美を守り、未来へつなぐ」は、国宝2件、重要文化財57件を含む約1万件という出光美術館のコレクションから名品を選び、出光佐三の人生をたどる六つの章で構成した展覧会です。会期は2026年11月13日から2027年1月11日まで、会場は大分県立美術館3Fコレクション展示室、休展日は12月14日のみ。仙厓から古唐津、中国陶磁、長谷川等伯、伊藤若冲、ルオーまでが一つのコレクションに収まっている理由を、蒐集した人の物語として読み解ける展示です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

大分県立美術館(OPAM)

大分県立美術館(OPAM)

〒870-0035 大分県大分市寿町2-1

2015年に開館した大分県立美術館(OPAM)は、世界的建築家・坂茂による竹細工のような大屋根が特徴。ガラス戸が全面開放され、大分県の伝統と最先端現代アートがシームレスに交差します。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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