コレクション展 第2期 特集:新収蔵作品のご紹介1
この展覧会の会期は終了しました。
- 会期
- 2026年7月17日 〜 2026年10月12日
- 会場
- 岩手県立美術館
- 所要時間
- 45分〜60分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
盛岡市の岩手県立美術館で、2026年7月17日(金)から10月12日(月・祝)まで、「コレクション展 第2期 特集:新収蔵作品のご紹介1」が開催されました。会場は常設展示室で、前期は7月17日(金)から8月30日(日)まで、後期は9月1日(火)から10月12日(月・祝)までの2期に分かれています。令和7年度の美術品収集で取得した新収蔵作品を2回に分けてお披露目する、その第1弾です。所要時間の目安は45分〜60分。
コレクション展 第2期はどんな展覧会?
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。その第2期にあたる本展は、初収蔵作家となる畠山三朗(はたけやま・さぶろう)、大成浩(おおなり・ひろし)をはじめとする新収蔵作品を紹介する特集展示です。
現在の陸前高田市に生まれた畠山三朗は東京で画業を学んだ後、1929(昭和4)年から1932(昭和7)年にかけて、小笠原、サイパン、パラオなど南洋の島々に何度か渡って制作を行い、素朴で力強い独自の画風を確立しました。今回取得された作品にもソテツが描かれており、南洋に取材したものと考えられると公式サイトは記しています。甥にあたる画家・畠山孝一(はたけやま・こういち)の作品も、新たに取得したものが展示されています。富山県出身の大成浩は東京造形大学で教鞭をとりながら、海外の彫刻シンポジウムや彫刻展に多数招かれて野外彫刻作品を中心とした制作を行い、1973(昭和48)年からは岩手大学教育学部の非常勤講師を務めて岩手の学生や在住の彫刻家を指導しました。1975(昭和50)年に誕生した盛岡彫刻シンポジウムの設立にも深く関わった作家です。
主な展示内容・注目の作品
- 特集展示の新収蔵作品より、橋本八百二《老母ノ像》(1925年)、畠山三朗《南洋群島》(1929-33年)、澤田哲郎《オウム》(1938年)、萩原吉二《鳥》(1955年)
- ほかに澤田哲郎、熊谷登久平(くまがい・とくへい)、白石隆一(しらいし・りゅういち)、高橋忠彌(たかはし・ちゅうや)、重石晃子(おもいし・こうこ)らの、昭和以降の具象表現を中心とした新収蔵作品
- 常設展示室(特集展示以外)は阿部芳太郎《〔親子〕》、鈴木盛久(13代)《姥口蜻蛉釜》、齋藤忠誠《綾襴》ほか
- 萬鐵五郎展示室は《赤い目の自画像》《木の間から見下した町》《水着姿》ほか
- 松本竣介・舟越保武展示室は、松本竣介《有楽町駅附近》《序説》《街(自転車)》ほか、舟越保武《隕石》《聖セシリア》《その人》ほか
コレクション展 第2期の見どころ3選
- 館に初めて入った作家を見られること。畠山三朗と大成浩はこの収集で初収蔵となった作家で、岩手ゆかりの作家を集めてきたコレクションに新しい顔が加わる場面に立ち会えます
- 南洋に渡った岩手の画家という視点。現在の陸前高田市出身の畠山三朗が小笠原、サイパン、パラオへ渡って制作した経歴は、東北の近代絵画をたどるときに見落とされがちな線です
- 3つの展示室を続けて回れること。新収蔵作品の特集に加えて、萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武それぞれの専用展示室が同じ観覧券で見られます。毎月第2・第4土曜日の11:30からは学芸員による30分程度のコレクショントークも行われています
料金・開館時間
- コレクション展の観覧料は一般490円(390円)、学生370円(300円)。( )内は20名以上の団体料金です
- 高校生以下は無料。療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方およびその付き添いの方1名は無料です
- 岩手県子育て応援パスポートによる割引があります。学生の方は学生証または生徒手帳を提示します
- 開館時間は9:30〜18:00(入館は17:30まで)
- 休館日は月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)と年末年始。会期中には9月21日と10月12日が開館し、9月24日(木)が休館でした
- 日時指定予約制ではありません。同時期に開かれている企画展「芥見下々『呪術廻戦』展」の観覧券でもコレクション展を観覧できます
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
岩手県立美術館は盛岡市本宮、盛岡中央公園に隣接して建っています。駐車場は隣接する盛岡中央公園のものを無料で利用できます。館内にはミュージアムカフェ「Coccole Caffè」とミュージアムショップ「ガレリーナ」があります。盛岡駅からは東口から岩手県交通バス『盛南ループ200』で「県立美術館前」下車、西口から徒歩なら約20分(約1.7km)、タクシーで約5分です。コレクション展だけなら一般490円と入りやすい料金なので、盛岡に立ち寄ったときの短い時間でも組み込めます。
まとめ
「コレクション展 第2期 特集:新収蔵作品のご紹介1」は、2026年7月17日から10月12日まで、岩手県立美術館の常設展示室で開かれました(前期7月17日〜8月30日、後期9月1日〜10月12日)。令和7年度に取得した新収蔵作品の第1弾として、初収蔵となる畠山三朗、大成浩らの作品が並びました。一般490円で、萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武の各展示室まであわせて見られる構成でした。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
岩手県立美術館
〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
盛岡市の岩手県立美術館は、日本の前衛洋画の先駆者・萬鐵五郎や、彫刻家・舟越保武など、岩手が生んだ世界的芸術家たちの傑作を展示。北国の静謐な空気感が魅力です。
美術館の詳細・アクセスを見る →岩手県立美術館のその他の企画展
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