細川・美術館コレクション3
- 会期
- 2026年10月6日 〜 2026年12月6日
- 会場
- 熊本県立美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸2
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 熊本県立美術館の公式X(@kumamoto_kenbi)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
熊本城二の丸にある熊本県立美術館の本館第2展示室で、2026年10月6日(火)から12月6日(日)まで、「細川・美術館コレクション3」が開催されています。永青文庫の細川コレクションと館の所蔵品をあわせて紹介するコレクション展の第3期で、第1室では令和5年(2023)に国宝に指定された「通潤橋」を特集しています。作品保護のため、会期中に一部展示替えがあります。所要時間の目安は60分〜90分。
細川・美術館コレクション3はどんな展覧会?
展示は3室構成です。第1室「国宝になった通潤橋」では、嘉永7年(1854)に完成した通潤橋を事例に、最新の研究成果に拠りながら熊本藩の地域行政を紹介します。寛永9年(1632)、3代当主・細川忠利の肥後熊本入部によって、郡と村の中間にあたる行政単位「手永」の制度がもたらされました。手永制は時代とともに成熟し、19世紀には「水利土木事業の時代」を迎えます。多くのインフラ整備は地域社会の側から政策立案がなされ、藩庁で稟議したのちに決定されていました。地域社会と藩庁が共同で行政を動かしていた姿を、滝が多く険阻な山間部にある矢部手永で造られた通潤橋からたどります。第1室は「細川家の肥後入部と『手永制』の導入」「矢部手永と通潤橋」「明治以降の顕彰と文化財保護活動」「美術のモチーフや被写体となった通潤橋」の4章です。第2室「熊本の美術」と第3室「熊本の近現代絵画と西洋美術」では、所蔵品を中心に紹介します。
主な展示内容・注目の作品
- 第1室に《細川忠利像》江戸時代前期(17世紀、永青文庫所蔵)、山都町指定有形文化財《太刀 銘 友成》平安時代後期(12世紀、男成神社所蔵・熊本県立美術館寄託)
- 出品リストには、通潤橋支保工模型、通潤橋藩公渡り初めの草履、フェリーチェ・ベアト撮影《眼鏡橋》、麦島勝が撮影した通潤橋の放水の写真なども並びます
- 美術のモチーフとしての通潤橋から、富田至誠《通潤橋》昭和3年(1928)
- 第2室に狩野派《四季耕作図屏風》江戸時代前期(17世紀、永青文庫所蔵・熊本県立美術館寄託)。ほかに矢野良勝《肥後瀑布図》、杉谷雪樵《天橋立・松島図屏風》など、滝や全国の風景、農耕を描いた絵画
- 第3室にモーリス・ド・ヴラマンク《湖畔》、藤田嗣治《ヴァイオリンを持つ子ども》、ジュール・パスキン《果物籠を持つジュヌヴィエーヴ》、アルブレヒト・デューラー《メランコリアⅠ》など
- 国宝附《南手新井手記録》の展示は11月1日までで、すでに終了しています
細川・美術館コレクション3の見どころ3選
- 国宝になった石橋を「行政」から見る。通潤橋を、地域社会と藩庁が共同で機能させた熊本藩の行政システムの成果として読み解く、研究成果に拠った特集です
- 江戸から現代までの通潤橋。造られた経緯から明治以降の顕彰、文化財保護、そして絵画や写真の被写体となった姿まで、4章でたどれます
- 西洋美術までそろうコレクション。熊本ゆかりの近現代絵画とあわせて、ヴラマンクや藤田嗣治、デューラー、レンブラント、ゴヤの作品まで見られます
料金・開館時間
- 観覧料は一般280円(200円)、大学生170円(130円)
- ( )内は20名以上の団体、及び熊本県立美術館友の会会員証提示時の料金です
- 高校生以下は無料。障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)は、原本かミライロIDの登録画面の提示で無料
- 11月29日まで開催の特別展「熊本地震から10年 仏像 国宝×肥後仏」と同時に購入すると、このコレクション展は一般200円・大学生130円です
- 熊本城入園券(入園日から3日間限り)の提示で団体料金になります
- 開館時間は9時30分〜17時15分(入館は16時45分まで)
- 休館日は月曜日(祝日・休日の場合は開館し、翌平日休館)。11月24日(火)は特別開館日です
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
熊本県立美術館は熊本城の二の丸にあり、最寄りの駐車場は熊本城二の丸駐車場です(館専用の駐車場はありません)。館内の喫茶室「桜Café」は11時から16時の営業で、熊本産の食材を使ったランチや県産茶葉の紅茶を出しています。JR熊本駅からは熊本城周遊バス「しろめぐりん」で「熊本城二の丸駐車場」下車、歩いて3分です。
まとめ
「細川・美術館コレクション3」は、国宝・通潤橋を熊本藩の地域行政から読み解く特集に、熊本の美術と西洋美術の所蔵品を組み合わせたコレクション展です。会期は2026年10月6日から12月6日まで。一般280円で、特別展と同時に購入するとさらに安く見られます。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について

熊本県立美術館
〒860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸2
国の特別史跡・熊本城の二の丸公園内に1976年開館した総合美術館。装飾古墳の実物大展示室を常設するユニークな構成で、古代から現代美術までを幅広く紹介している。
美術館の詳細・アクセスを見る →熊本県立美術館のその他の企画展
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