大正⇆令和アヴァンギャルド
- 会期
- 2026年12月4日 〜 2027年5月16日
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1
- 公式サイト
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- 混雑状況
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青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館で、2026年12月4日(金)から2027年5月16日(日)まで、「大正⇆令和アヴァンギャルド」が開催されます。「アヴァンギャルド(前衛)」という言葉が日本で使われるようになった大正時代の、青森を中心とする北東北の作家たちの作品と、令和に活動する現代の作家の作品を並べ、100年を隔てた二つの時代の「前衛」を弘前でたどる展覧会です。萬鐵五郎、棟方志功から現代アートまでが登場します。所要時間の目安は60分〜90分。
大正⇆令和アヴァンギャルドはどんな展覧会?
津軽地方には、人やものの様子が「一風変わっている」という意味の「いぱだだ」という言葉があります。大正時代の青森では、洋画家になろうと決意すること自体が、まさに「いぱだだ」な試みでした。当時、東京へ出て美術を本格的に学ぶ機会は経済的な支援を受けられる作家に限られ、洋画家として活動すること自体が前衛的で「異端」な試みだったのです。本展は「大正時代の社会変革と弘前の動き」「北東北の『アヴァンギャルド』」「メディアの登場、普及から令和の『分断』へ」といった視点から、マスメディアを通じて共通の価値観が形づくられた大正と、SNSによる「分断」も生じている令和を行き来します。大正と令和の作家たちはともに、目まぐるしく変化する社会の中で実践できることを模索してきました。私たちにとっての「前衛」は今どこにあるのかを問いかける構成です。
主な展示内容・注目の作品
- 大正時代の作家:阿部合成、大川亮、池田淑人、今純三、今和次郎、小西正太郎、下澤木鉢郎、鷹山宇一、橋本花、羽場金司、福田剛三郎、松山忠三、棟方志功、萬鐵五郎ほか
- 令和の作家:泉田剛、市原えつこ、おおだいらまこ、小森はるか+瀬尾夏美、雨宮庸介、笹本晃、畠山直哉
- 萬鐵五郎《点描風の自画像》1912年頃(岩手県立美術館蔵)、今純三《バラライカ》1919年(弘前市立博物館蔵)
- 市原えつこ+ISIDイノラボ《都市のナマハゲ - Namahage in Tokyo》2017年、市原えつこ《デジタルシャーマン・プロジェクト》2015年−
- 小森はるか+瀬尾夏美《二重のまち/四つの旅のうた》2020年、泉田剛《解体と記憶》2025年、おおだいらまこ《食卓》2026年
- 笹本晃《スピリッツの3乗》2020年(弘前れんが倉庫美術館蔵)
大正⇆令和アヴァンギャルドの見どころ3選
- 北東北の「異端児」たち。岩手の「北虹会」に参加し故郷の土沢で造形の探究に没頭した萬鐵五郎、ゴッホに憧れ青森で洋画団体「青光画社」を結成した棟方志功、兄・今和次郎の考現学調査に同行して故郷の風俗を記録した今純三など、大正期の油彩画における「前衛」の姿を探ります
- 記憶や記録と向き合う現代の作家。ナマハゲ行事を都会へ移植する市原えつこ、震災後の土地の記憶を紡ぐ小森はるか+瀬尾夏美、役割を失った建物を解体して未来の遺跡として残そうとする泉田剛、写真をもとに絵画を描くおおだいらまこの4組を、今の時代の「アヴァンギャルド」として紹介します
- 笹本晃《スピリッツの3乗》。酒造工場や倉庫だった頃の窓や扉で構成した当館のコミッションワークで、国立アートリサーチセンターの「日本で見られるアート100選」(「日本の現代アート」部門)に選定されました
料金・開館時間
- 観覧料(税込)は一般1,600円、大学生・専門学校生1,000円、高校生以下無料
- 弘前市民料金は一般1,000円、大学生・専門学校生500円(受付で住所が確認できるものを提示。他の割引との併用不可)
- 弘前市内の留学生、満65歳以上の弘前市民、ひろさき多子家族応援パスポート持参の方、障がいのある方と付添の方1名は無料
- 観覧券は「コレクション展 2026-2027」と共通です
- 開館時間は9:30〜17:00(2月28日まで)、9:00〜17:00(3月1日以降)。入館は閉館の30分前まで
- 休館日は火曜日(ただし2月23日、4月13日、20日、27日、5月4日は開館)、12月26日(土)〜1月1日(金)、2月24日(水)、5月6日(木)
- 館に駐車場はありません。観覧料割引駐車場の利用者は観覧料が100円引き(2名まで)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
美術館は近代産業遺産である煉瓦倉庫を活用した建物です。敷地内の「cafe & shop BRICK」では、青森県産の食材を使ったカレーやサンドイッチ、りんごの形をしたオリジナルのアップルパイ、県産りんごのシードルが楽しめます(火曜定休、祝日の場合は翌日)。JR弘前駅からは徒歩20分、タクシーで7分。弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅からは駅自由通路から徒歩2分です。
まとめ
「大正⇆令和アヴァンギャルド」は、2026年12月4日から2027年5月16日まで開催されます。洋画家を志すこと自体が「いぱだだ」だった大正の北東北と、情報の「分断」が語られる令和。二つの時代の表現を並べ、「前衛」とは何かを考える展覧会です。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
弘前れんが倉庫美術館
〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1
青森県弘前市にある弘前れんが倉庫美術館。世界的建築家・田根剛が明治期の赤レンガ倉庫を改修。「記憶の継承」をテーマに、奈良美智のA-dogなどエッジの効いた現代アートを発信しています。
美術館の詳細・アクセスを見る →弘前れんが倉庫美術館のその他の企画展
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